このレビューはネタバレを含みます
原作が好きな私にとってちひろさんはわざわざ何かと関わろうとしてる訳ではなく、猫でも人でも風景でも、ただその時興味を持ったものに乗っかりながら人生を漂ってるような人だった。元風俗嬢という設定があるからこそにそこで揉まれた経験によって生まれたのかなと思わされる女の子で、だから明るさの中に哀愁があるように感じる不思議な魅力というか…。
映画のちひろさんは生まれたときからこんな子ですみたいな感じで、ある意味私が思ってたちひろさんのような親近感はなかった。そして変わった子にしか見えないからなのかなんか暗い。だから最初は全然受け付けなかったのだけれど、次第に映画版ちひろさんも楽しんでた。
でも、原作が魅力的すぎたから漫画見直してまた癒されよっと。