ピートロ

ちひろさんのピートロのレビュー・感想・評価

ちひろさん(2023年製作の映画)
3.9
原作漫画未読。あまり期待せずに観た影響もあるかもしれないが、約2時間飽きずに楽しめた。
埒外で奔放でミステリアスなちひろさんをハブにしてつながる点と点や広がる輪には素直にいい気分にさせられる。
豊嶋花が焼きそばを食べるシーンが好き。
令和の女版寅さんであった。

他のユーザーの感想・評価

だい

だいの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだろうなー
最後、前の仕事を聞かれて「お弁当屋さん」って答えるちひろさんが最高に可愛いんですよね!

全てを受け入れてくれることと他人への興味って相反するのかな、、、
「優しい人は、本当は優しくないのかもしれない」
でもその距離感が心地いい。そんな映画。

気張らず生きることの大切さが身に沁みます。
あ、今日映画好きさんたちと話ししてて「さーやさんもみおわってたの?」と聞かれて気づいた…フィルマークスに書いてない。

有村架純が相変わらずかわいい。
でもこんな元風俗嬢の知り合いおらんw
逆に元風俗嬢と噂になるくらいの田舎なら生きづらいやろし…
ただ優しい映画だったw

だから成立してたしその設定は良いのかも。というかパンチがそこが一番強い
彩夏

彩夏の感想・評価

5.0
若葉竜也、有村架純とチューできるなんてうらやますぎるぞ🥺
今にも消えちゃいそうな人、どこか危うい人てこういう雰囲気だよなあて、有村架純の演技が上手すぎた、😂
はる

はるの感想・評価

3.6
孤独に慣れてしまったら、その孤独を手放すのも怖くなって、人と関わるのも躊躇しちゃったりして、それって弱さなんだろうけど、でもそれも自分の中の割と大事な部分なのかなとか思えたりして
まあ周りの環境いくら変えても自分とは一生付き合い続けなきゃなんないんだからそれくらい自分に甘く都合よく考えなきゃやってらんないよね。
山瀬

山瀬の感想・評価

4.0
これといった展開はないが心が穏やかになる作品。いい人多くていい街、そして音楽も良い。
捕まえとかないと消えてしまいそうな人。魅力的ですよね
かし

かしの感想・評価

3.6
ちひろさんみたいな生き方がしたいけど、なかなかできないからカッコいいんだよね。弁当が無性に食べたくなりました。
陽

陽の感想・評価

3.0
おじいを風呂に入れるシーンはいらないが、台詞がとてもよい。
安い居酒屋だってカップラーメンだって好きな誰かと食べたら死ぬほど美味いもんなあ、
ただ街の上でも観て思ったけどこの監督にハマらない人はとことんハマらないと思う
checopan

checopanの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく。架純ちゃんがでてるから。

なんか温かくて良かった。
経歴とかで人を判断せず、対面して直接その人の目を見て判断するってなんか分かる。

人間って面倒くさい生き物よね。
色恋沙汰好きだし、そんな関係じゃなくても、すぐ男女の関係にしようとする。

いいなぁ、さっぱりしてて。
個人的に鳥を埋めてるシーンで、
いや、また埋めとるんかい笑って突っ込んじゃうくらいなんかツボだった笑
愛

愛の感想・評価

4.0
原作が大好きすぎて見ながら色んなところで泣いてた
キャラクター設定がいろいろ変わってたのは尺上仕方なかったことかなと思うのでスルー
私はきっとちひろさんが住む星に一人憧れて育った星から来たんだと思う
大切なものから離れることで痛みを感じるちひろさんは静かに狂っていながらも温かみを忘れない魅力的な人、孤高
ちひろさんみたいに全てを捨てて裸で生きられることに憧れる
人には人の地獄があることをどう受け取って受け止めるのか、自然体でいたい
元風俗嬢が働く弁当屋には連日多くのお客さんがお弁当を買いに来る。
弁当屋の街のみんなは彼女が風俗嬢であったことを知っているし、知られていることも彼女は知っている。
ちひろさんは皆に知られているけど何も気にせず弁当を毎日売っている。
このちひろさんを毎日盗撮する女子高生や最初は凶暴な小学生もちひろさんと関わることで人生が明るくなる。
そんな不思議なちひろさんの話。
有村架純が演じることで謎めいた人格に色気が出て更にちひろさんが魅力的だった。
皆がなりたい誰かも誰かになりたいと日々生き抜いているのかもしれないと思えた作品。
誰にもどこにも何にも執着せず生き抜くちひろさんはどこか寂しそうでどこか人間らしさがない。
引き込まれました🤭
「ちひろさん」の感想・評価を全て見る

ピートロさんが書いた他の作品のレビュー

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

監督が「キャラとキャラのぶつかりあい。変に背景を持たせたくなかった」と言っていたとおり、非常にシンプルな構成。主演2人のゆるいやりとりとド派手なアクション(総合格闘技ファンにはたまらないカーフキックや>>続きを読む

三姉妹(2020年製作の映画)

4.3

終盤までずっとイライラしっぱなしのストレス状態が続く。
しかしこの「イライラ」は悪い意味でのそれではなく、本作が非常に効果的に作用している証左としての「イライラ」である。
個性的な三姉妹役のキャストら
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

期待していた「シン」ならではの真新しさもなく、鳥目には厳しい画面の暗さと陰鬱なムード、どこまでが意図したものかわかりかねるチープさなど、 庵野監督や仮面ライダーの熱烈なファンでないとちょっと厳しいかも>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

タイトルとジャケットだけしか知らず、「純愛ものなのかな?」と勝手に思い込みスルーしてしまっていた(よけいなお世話だが機会損失が多そう。あ、でもあらすじを読めばわかるのでそんな勘違いはぼくだけか…)。>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

「ワンピース初期離脱勢」なので、「あれ?なんでゾロ隻眼なの?」という知識レベルだったが、特段支障はなかった。
徹頭徹尾「Ado推し」だが、ウタのキャラ造形も挿入歌も魅力的なので十分楽しめた。
正直、冒
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

派手さやオシャレさや真新しさはないが、しっかりじっくり面白く、151分という長丁場でもまったく飽きることないこの大満足をたとえるならば「ビッグ塩むすび」。
一見、ハートウォーミングな印象を受けるが、「
>>続きを読む