ピートロさんの映画レビュー・感想・評価

ピートロ

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映画(928)
ドラマ(5)

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.4

Filmarksのオンライン試写にて鑑賞。
実写版はかなりクセの強い作品だったが、アニメ版である本作では毒気を抜いて角を丸めて、完全に別作品に仕上げようとしているベクトルはよかった。
ただ、ちょっとチ
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.8

あまりにも有名なプロット(一見、無意味な修行が効果絶大で本人も驚くアレ)は、わかってたってやっぱり面白い。
ダニエルとアリ(エリザベス・シュー。BTTF2、3のヒロイン)がプリクラを撮ってたのでもうこ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.8

韓国映画『ブラインド』のリメイク。中国でもリメイクされたようで、たしかにプロットは魅力的だし、なかなかのグロさもあって面白かった。
あー、途中までよかったからなおさら残念でしかたがない。
ラストの対決
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.1

来月にアニメ化される本作、未見だったのでこの機会に観てみた。
冒頭に登場したスレンダーなセフレ役の俳優に見覚えあるなあと思ったが、江口のりこじゃないか。
妻夫木はリアルでもこんなんじゃないかと思わせる
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.1

1に続いて再見。
前作から4年しか経っていないのに作画技術の大幅な向上におどろく。
本作は単品での評価がむずかしく、あくまでも前作との関係性を含めて評価されるべき性質の作品だと思う。
『1stガンダム
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

全身麻痺の富豪と陽気で貧しい黒人の友情物語。
ベタだろうがなんだろうが「ゆるぎない面白さのツボ」というものはあると思っていて、それがこういうやつ。
ラストで冒頭のシーンに戻るが、そのときに親切心からか
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七日(2015年製作の映画)

4.1

祖母と暮らす牛舎に勤める男の日常を、台詞も色彩(モノクロ)もなくただ淡々と繰り返す。
ほぼ牛が豚になっただけの『叫び声』を先に観ており構成は把握していたので、月曜日が終わった時点でも「これがあと6日あ
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.1

観るのはたぶん3回目。
1980年代にOSとかウイルスとかを題材にしてるって、今観たらスッと理解できるけど、当時はだいぶ斬新だったのではあるまいか。
刑事2人が帆場の転居先を辿るシーンが構図も音楽も雰
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地球はお祭り騒ぎ(2017年製作の映画)

3.7

鳥や虫たちのにぎやかな鳴き声のなか、定点カメラで撮られる単調なルーティン。
大田原愚豚舎作品は4本目だが、ようやくテイストがわかってきた。
役者としての監督の魅力も光る。あのしゃべりかたが好きだ。
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.3

サイコパス殺人鬼 VS. 筋肉ヤクザ & はみだし刑事。
この魅力的な勢力図だけでやられた。
それぞれのキャラも魅力的だし、展開は小気味よく飽きさせないし、なによりきれいに着地しながらも溜飲が下がると
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

『どくヤン!』という読書ヤンキー漫画で、オーデュボンの『アメリカの鳥類』という稀少本(時価12億円とか。なにそれ!)が強奪される実話を基にした映画があると知ったのが本作を観たきっかけ。
当事者たちが出
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.5

たしか20年くらい前にVHSで観たのだと思う。
一度しか観ていないのに、ほぼ覚えていたのはひとつひとつのシーンがとても印象的だからだろう。
一見、難解に思えるストーリーだが、実際は非常にシンプルでわか
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ゴブリンスレイヤー GOBLIN'S CROWN(2020年製作の映画)

3.3

1hと短いので薄味になるのは仕方ないが、シリーズの肝である主人公の「用心深さ」と「用意周到さ」成分が不足していたかなと。
ゲスト(?)の令嬢剣士のCVは上坂すみれ。

Playback(2012年製作の映画)

4.2

現在と過去の境界線が曖昧な夢幻のごとき展開と美しいモノクロームの世界に酔いしれた。
意味不明という感想を散見したが、あれって主人公の●●が原因ってことなのかなと個人的には思ったので結構腑に落ちてる。
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少女ムシェット(1967年製作の映画)

4.2

自動車の通過音、教会の鐘の音の絶妙なタイミングがかっこいい!
ものしずかなシーンが多いせいか、マスクによる酸欠のせいか時々両隣から寝息が聞こえてきたし、ぼくもちょっとだけウトウトしてしまったけれど、「
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バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

4.2

体調のせいかマスクによる酸欠のせいかウトウトしてしまったことが悔やまれる。
しかしそれでも「いい映画オーラ」の放射がすごかった。
アンヌ・ヴィアゼムスキーが魅力的。
あらゆるシーンが本当にキマってた。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

舞台挨拶 (竈門炭治郎役・花江夏樹、煉獄杏寿郎役・日野聡、猗窩座 (あかざ)役・石田彰)付きの回を予約できたーと思っていたら勘違いで、実はライブビューイングだったのでちょっとだけ残念…。
なんでも来場
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.8

英国の異教徒たちの村に捜査で訪れたクリスチャン警察官の悲劇。
本作は不本意に切られたシーンを復活させ再編集した監督お墨付きのファイナルカット版。
『ミッドサマー』好きにはおすすめ。

ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.7

斜線堂有紀の『シネマ探偵カレイドミステリー』の「そで」に著者の好きな映画として挙げられていたので観てみた。
てっきり『事故物件』みたいな話かと思っていたら…前半の不自然な描写が中盤で回収される快感。
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雁の寺(1962年製作の映画)

3.9

川島雄三も若尾文子も好きなので観るしかないのだが、地味なタイトルのせいか、なぜか今まで食指が動かなかった。
蓋を開けてみたら意外にもなかなか面白いエロティック・サスペンス。
あややの童貞僧へのボディ・
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

もともとNHKドラマ(BS8K)らしい。
主演ふたりのどっしりとした安定感。
東出は大根だけど「心のない人」の役にはハマる。
脚本(3人)に濱口竜介監督の名前があった。
展開のサスペンス的仕掛けはかな
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.2

ストーリー性のある残虐なタルベーラ。
主人公の少年が想像しうる限りの悲劇(差別、飢餓、暴力、性的虐待、糞尿)に際限なく襲われるので、精神をガシガシ削られる。つらい。
ED曲がよかった。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.6

オシャレなコメディに必要なものは「粋」だと思っているのだが、残念ながら本作にはそれが皆無だった。
そもそもコメディだと思ってのぞんでしまったのが間違いだったのかもしれない。
父(フランシス)にたいする
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.8

スケボー少年たちのドキュメンタリーだなんて、まるで『mid90s』みたいだと思い観てみたが、テーマはDV。
イリノイ州ロックフォードが企業撤退、人口流出でヤバいということは覚えた。
ちょっとスケボーに
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

主演の芦田愛菜がどうせかわいいんだろうなあと思って観たが、案の定、やっぱりかわいかった。
新興宗教を信仰する家族の日常が、肯定的でも否定的でもなく「ふつう」に描かれていているのがよかった。
友人らもそ
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意外と死なない(1999年製作の映画)

3.8

映画美学校の1999年第1期フィクション・コース高等科作品。
主演の億田明子は大久明子監督の別名。
人一倍痛みに弱い小学校女教師と陽気なストーカーの奇妙なやりとり。
くすりとするシーンや演出が多く楽し
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シロメ(2010年製作の映画)

2.6

ももクロからリアルな反応を引き出すためドッキリで撮ったらしいが、局所的にはキャーキャー騒ぐシーンはあったものの、それほど怖がっているようには見えなかった。
真っ暗な廃墟のなかでしっかりと振り付けありで
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.4

絶好調のA24が放つブラックムービー。
手放された祖父の家に執着する青年の話。
冒頭、演説と音楽の流れるなかスケボーで疾走するふたりのスローモーションがかっこよくて期待がふくらんだが、その後は淡々と地
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アンビリーバブル・トゥルース(1989年製作の映画)

3.6

原題は『ニューヨーク・ラブストーリー』(ややこしい)。ハートリーの初長編作。
前科持ちのいぶし銀が街に戻ってきたことによる惚れた腫れたの恋騒動。…よく考えたら高倉健だな。
今ではちょっと時代を感じさせ
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

DVDの特典映像にある上坂すみれ(同志)版の予告編で「T-34は実機で実際に俳優たちが操縦していた」と知り、いい意味で狂ってるなと思った。
なのに砲弾はマトリックスのようなコテコテのCGというギャップ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

米批評家に好評らしいが、そこまでよかったとは思えなかった。とはいえふつうに面白かった。
監督・制作陣・主演が女性だったり、学校にありがちな露骨ないじめがなかったり、LGBT要素を盛り込んだりなど、時代
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.9

TVシリーズの完全なる続編。
かわいいキャラに反した鬼畜描写は相変わらずで、本作のレイティングはR15+である。
深界五層で白笛のボンドルドとの対決がメインだが、新キャラのプルシュカも魅力的だったし、
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.9

ブログも書籍もドラマも未見だけど特に問題なかった。
笑いの量や空気感などほんと絶妙。
観る前はなんとなく、女性の共感を重視したコミュニケーションを揶揄するような内容かと思っていたら、全然そうではなく、
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ろんぐ・ぐっどばい 探偵 古井栗之助(2017年製作の映画)

3.6

いまおかしんじ監督の『れいこいるか』が非常によかったので、他の作品も観たくなり本作を鑑賞。
でもよくみたら本作での担当は監督だけで脚本は別のかただった。
全体的にチープな作りであるが、登場人物らが結構
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

開業したばかりのTOHOシネマズ立川立飛のIMAXで鑑賞。
冒頭のドンパチシーンの音量が耳に痛いレベルで大き過ぎたので心配になったが、それ以降はそこまでの轟音はなく慣れた。
主演のジョン・デヴィッド・
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

スト2のガイルTシャツを着ていた少年が、町の不良グループに入って、スケボーやら女やら酒やらクスリをおぼえつつ、せいいっぱいイキがる話。
共感生羞恥だけではなく、ちゃんと感動させられるからすごい。
歳の
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