ピートロさんの映画レビュー・感想・評価

ピートロ

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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

4.1

極めて悪趣味なロマンティック・コメディ。
下ネタもえげつないし(ヘアーワックス!)、障害者の描き方も人によっては不快に感じると思う。
しかしぼくはこの「全方位への不謹慎さ」に不思議な爽快感をおぼえた。
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.2

観終わったあとのなんともいえない充足感。
これぞ他人の人生を味わうという映画の醍醐味。
地頭は良いが新しいものに目移りしがちであっちにふらふらこっちにふらふら、熱意や焦燥はあるが目的や目標がわからない
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.7

几帳面な主婦の生活を3日間、劇伴もない定点カメラと長回しで、198分も淡々と描かれる。
多くのシネフィルの方々の評価も高いことからすごい作品なんだろうけれども、勉強不足のぼくではそれを感じとることがで
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.8

引け目を感じながら取り組んだ映画音楽に対するモリコーネの心境と彼への評価の変遷は、まさに映画音楽そのものの歴史でありダイジェストであり総集編だった。
多くの映画作品が取り上げられるので、それだけでも単
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

Filmarksの試写会にて鑑賞。
『ウィッチ』や『ライトハウス』においてダークで詩的な雰囲気が見事だったロバート・エガース監督作品で豪華キャストときたら、そりゃもう期待値はうなぎのぼり。
しかし実際
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

3.5

ストップモーション作品はメイキングを観ないといまいちありがたみがわからないが、それってどうなんだろうといつも複雑な心境になる。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.9

お互いをあまり知らない2人の男が、ひょんなことから行き当たりばったりのふたり旅へ。
雰囲気と間合いが心地よく、だらだらとずっと観ていられる。
汚い安宿に泊まって就寝時に思わず笑い出すシーンが最高。
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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

3.7

色彩も作画もミニマルでお洒落。
モーションの楽しさに溢れ、往年のディズニーアニメのよう。
クマ好き必見。

劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア(2021年製作の映画)

3.8

原作未読、TVシリーズ完走くらいの知識と思い入れで特にファンというわけではないけれど、つい観ちゃう作品。
アスナ視点でのリブートということなのだろうか、新キャラを加えて物語の始めから第一階層のボスまで
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てんやわんや(1950年製作の映画)

3.9

淡島千景の映画デビュー作。東京に疲れた社長の腰巾着が四国に赴くも奇人や奇習に翻弄され、文字通りてんやわんやする喜劇。
細かいエピソードの集合体であり全体としてまとまりがなく感じたが、それはそれで独特の
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X エックス(2022年製作の映画)

3.7

往年の名作ホラーを彷彿とさせる設定や展開にわくわくしたが、そこからのオリジナリティがちょっと薄かったかも。
シャマランの『ヴィジット』みたく、老殺人鬼ならではの印象的なアクションやアイデアが欲しかった
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

北欧の大自然と色彩、最小限の台詞と説明、美しい構図等かなり好み。
エグさのないスタイリッシュホラー。
淡々とした展開とオチもよい。
点数低すぎない…?

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.7

テレビなら完全に放送事故の間合いでの長回し、最小限でスローリーな会話、静謐に満ちた雰囲気で完全に脳内はアルファ波独占状態。
テーマは難解だけど深そうだし、意味不明だけど深そうだし、よくわからないけど深
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.7

「バームバックらしくなさ」に戸惑ったが、原作未読のため、それが原作によるものなのか、演出によるものなのかがわからなかったのが残念。
とはいえその混沌さ・奇抜さに人工的な違和感を感じてしまった。
このも
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.8

クルド難民問題というテーマと、主演の嵐莉菜は魅力的だった。
もう少し展開に工夫や面白さが欲しかった。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

ぼくはほとんどわからなかったけど、どうやら小ネタやくすぐりやカメオ出演が満載のようで、そこで楽しめなかったのは残念であるが、そんなことがわからなくても前作が未見でも問題ないノリと勢いがある。
ガン型ス
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

ストップモーションらしいけど、ここまでくるともうCGと区別できなくなるの、なんともいえない複雑な気持ち。
デル・トロ的ダーク風味ではあったけど、そこまでの大きなアレンジではなく特段新鮮さを感じられなか
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

西野七瀬と平祐奈がたまらなくかわいい。光り輝いていた。
岡山県のロケ地(岡山市、高梁市、倉敷市、環太平洋大学など)も美しく楽しい。
ラブコメとしてのコメディ要素の塩梅が絶妙だと思った。
原作未読。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.1

原作を読んだことがある程度で特にファンではないぼくでさえグッときた。
原作の作画そのままにヌルヌルと動く技術がすごい。
OPからのタイトルバックがカッコよかった(高校名がバーン!)。
内容は山王戦なの
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犬王(2021年製作の映画)

3.9

湯浅作品はひと目でそれとわかるルックと中毒性のある躍動感だけでもう十分すばらしいと思う。
幼少期の犬王のデザインとアヴちゃんの歌声がよかった。

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.8

デヴィッド・ロウリー監督目当てで観たが、ロバート・レッドフォードの俳優引退作で、もう完全に彼の映画。
レトロな雰囲気も音楽もテンポもルックも尺もいい感じだった。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.3

想像以上にグロテスクでずっと嫌悪感しかなかった。
アレクシアの醜悪な姿は、女性の「生理」が神秘性とは無縁の過酷な現象であるという表現かと思っていたが、ラストで考えが変わった。
表層にとらわれない愛の本
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

懐かし題材のホラーかと思ったら、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』や『リゼロ』みたいな「ループ攻略」ものだった。
POVとVFXの雰囲気が白石晃士っぽかった。

マクベス(2021年製作の映画)

3.8

コーエン「兄弟」ではなく、ジョエルが監督・脚本。
モノクロでスタンダードサイズ、セットも演出もミニマルで、原作に忠実…と地味な要素が並ぶが、主演のふたりはとんでもなく豪華だし、勢いのあるA24だし(?
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

退屈で意味不明だけど、なぜか「観てよかったな」と思える不思議な作品。
『ア・ゴースト・ストーリー』が好きだったので本作も観てみたが、静謐感や音楽の使い方など通底していた。
独特の間や雰囲気があるので肌
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.9

本作についてはいろんなところ(『アオイホノオ』とか)から情報が入ってきたし、部分的には観たことがあったけど、想像の何倍もクオリティが高くて驚いた。
学生が80年代に8mmでこれを撮ったなんて、ちょっと
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修羅雪姫(1973年製作の映画)

3.8

漫画原作のB級アクション活劇。
ツッコミどころの多さが愛嬌となり不思議な魅力があった。
幼少期の特訓シーンが面白いが(樽に入れられて坂道から落とされる。なぜかダチョウ倶楽部の上島みたいに突然全裸になる
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

物理移動が多く景色による画変わりがあるのに、なぜか根本的な単調さを感じてしまった。
うまくいえないが、引っかかり(毒とか)があるべきテーマや設定なのに想定内の展開がするすると流れてゆき、反対に細部の粗
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.1

監督の初期作品の頃のような勢いと雰囲気が懐かしい。
どう転がるのかわからない展開と二人の関係性の絶妙な匙加減。
重要度を無視して羅列したかのような雑多な構成にもしびれる。
実在のモデルとか時代背景とか
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.2

今泉作品の原点に立ち返ったような、濃密でストイックで洒落てて誠実でウィットに富んだ傑作。
すべてが「会話劇」というストロングスタイル。会話とシチュエーションの面白さだけで約2時間半を劇伴もなく飽きさせ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

ポストジブリを意識するのはいいけど、ぼくが新海シェフに求めていたのは万人受けするファミレス料理じゃなくて、「俺はこれが旨いと思っているんだ」と個人的趣味を押しつけてくるクセが強めの町中華だったんだよな>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.4

ファーストの15話を約100分に拡張しているので、正直、間延び感は否めない。
アムロの声がいまだに古谷徹であることが驚き。70歳近いのにあの少年ボイスはすごすぎる(ちょっとフガフガしてたけど)。
歌が
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.1

『SHIROBAKO』を実写化したようなストーリー。
劇中作アニメの『サウンドバック 奏の石』『運命戦線リデルライト』のクオリティがすごい。
柄本佑演じる行城さん、かっこよすぎてずるいなあ。
アイドル
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ボーイ(2010年製作の映画)

3.8

監督自らが演じるハチャメチャな父親にイラッとし、内気で心優しい弟にウルっとし、健気で痛々しい主人公にグッときた。
ワイティティ作品の特徴だと思っている「ユーモアと哀愁」が長編2作目の本作ですでに開花し
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RRR(2022年製作の映画)

4.3

『バーフバリ』と違って舞台は現代(といっても1920年代の英国植民地時代のインド)。
基本的に徹頭徹尾、面白いんだけど、厳しくいえばちょっとだけ冒頭、物語が軌道に乗るまでが遅く感じた。
ビームとラーマ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

監督が自らの幼少期をフィクション化。
映像は美麗で両親も美形でオシャレなセリフと演出でルックはいい。
ただ、過酷な現状を子供目線で描く手法からどうしても『ジョジョ・ラビット』を思い出し比較してしまうが
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