『アノーラ』『フロリダ・プロジェクト』のショーン・ベイカー監督作品。
全編iPhone5で撮影されたらしい。
他の作品同様、貧困と差別に苦しむ社会的弱者というテーマは変わらないが、『アノーラ』にもあっ>>続きを読む
7月から放映されるTVアニメの先行上映。
上映後にバーチャル舞台挨拶あり。
V.W.Pのファンなので劇場の大スクリーンでV.W.Pメンバーの声や歌唱が聴けたことが嬉しかった。
ぼくはSwitchの『神>>続きを読む
アフロ、呉城久美、黒崎煌代の3人の存在感・瑞々しさがすばらしかった。
奇抜なタイトルに惹かれて観たものの、思わず涙ぐんでしまうようないい話。
『サンセット・サンライズ』にハマった人には本作もおすすめ。>>続きを読む
『キングスマン』でおなじみのマシュー・ボーン監督作品。
虚実入り交じるちょっぴり複雑な設定で、今までとは違った角度からスパイ映画を作ろうとした目論見はよかったのだが…。
前半と後半のトーンが違うのは意>>続きを読む
ジョン・カーニー監督なんだから面白くないわけないだろうと鑑賞。
あいかわらず音楽にたいする圧倒的愛情に溢れた作品だった。
どちらかといえば嫌悪感を感じるタイプの登場人物ばかりなので、他の作品と比べても>>続きを読む
リドスコだしホアキンだし観るっきゃないっしょ!と思っていたが、AppleTV+しか配信していなかったのでだいぶ出遅れてしまった。
映像も展開も悪くはないんだけど、なんだかものたりないのは、ナポレオンの>>続きを読む
スコアも2.9だし検索すると厳しいコメントを多く見かけるけれども、個人的には大満足。
キャラもかわいくて作画も美麗だし3DCGも自然で馴染んでいて、とても約10年前の作品とは思えないクオリティ。
低評>>続きを読む
「さ、3時間26分だと〜!」と長尺に尻込みし、(配信レンタルが)「あ、Apple TV+限定だと〜!」と観るのを後送りしていた本作、ようやく本作のためだけにApple TV+に加入して鑑賞。
なんとも>>続きを読む
一見『となりのトトロ』のようなシチュエーションだけれども、より深刻でオフビートでしょうもなく面白い。
キャラデザや背景、台詞など世界観が好き(貧乏神がよかった)。
それはそうと、あのあと、かりんちゃん>>続きを読む
IMAXにて鑑賞したら冒頭にIMAXで観てくれてありがとう的なトムからのショートメッセージあり。
前作から少し間が空いてしまったので、一応、どんなあらすじだったかを復習したのだが、ちゃんと本作冒頭です>>続きを読む
この監督特有の不自然なズームやパンもその意図を知り慣れてくると、以前ほど気持ち悪さはなくなってきた。
全編に余白と違和感が散りばめられているが、ホテルの窓ガラスを拭く人(ガン無視)の演出はちょっとドキ>>続きを読む
1を観てからだいぶ時間が経ち、しかも事情で2と3を飛ばして4を先に観ることになったが、コミックスを途中まで読んでいたので物語の理解には問題なかった。
インド映画のように人がボーリングのピンのごとくふっ>>続きを読む
東日本大震災 x コロナ禍 x めぞん一刻。
クドカン脚本ならではのくすぐりも多く、重いテーマながらも軽妙な仕上がり。
タブレットのカメラに映り込む幻影や、熊からのプレゼントなどの「超常的」な演出もそ>>続きを読む
高スコア・評価が気になりIMAXで鑑賞。
マーベルについては7割履修くらいの知識。ファンにはたまらないキャラやセリフが満載っぽい雰囲気は伝わってきたが、知らなくても問題ない作りにはなっているのはエライ>>続きを読む
有名過ぎて観たつもりになってた本作、あらためて鑑賞。
1925年公開とは思えない構図や演出に驚く。恥ずかしながら『アンタッチャブル』の階段を落ちる乳母車のシーンが本作の「オデッサの階段」のオマージュで>>続きを読む
シン・新幹線大爆破。リメイクかと思っていたが、同名作の事件が1975年に実際に起こった世界線。
前作と大きく異なる特色としてSNSやYouTubeやクラファンのようなネットをうまく活用していたのがよか>>続きを読む
山中瑶子監督が「24年公開の中でいうと最も胸打たれました」とのことだったので鑑賞。
現実と現実逃避を往来する女性の決壊寸前の心境を描く。
ロケーションやキャストらの品の良さが素敵だが、どことなく往年の>>続きを読む
大好きな『哭声/コクソン』や『来る』のようなオカルトが題材だということで飛びついた本作。
舞台設定や古道具、儀式などとても魅力的なのに、観終わってみると「ふつうかな」という印象。
たぶんオカルトはすべ>>続きを読む
タイトルとポスターのデザインだけ見たらよくある胸キュン映画としか思えないので、それを期待して観た人は驚くかもしれない。
前半はたしかにメタ的な胸キュン映画なのであるが、徐々に大九テイストの独特な演出に>>続きを読む
半沢直樹的スティング。本作公開数ヶ月前に、題材が酷似しているネトフリの『地面師たち』が配信され大ヒットしたのはかなり痛かったのではなかろうか?
『地面師〜』に比べれば派手さはないかもしれないが、テンポ>>続きを読む
佐藤&高木刑事と安室回。
荒唐無稽ではあるが渋谷の地形を活かしたトリックは嫌いじゃない。
警察学校組についてはよく知らなかったがストーリー理解には問題なかった(スピンオフもあるのか)。
『北北西に進路>>続きを読む
ネットでも評判が良かったのでずっと気になっていた本作、ようやく配信が始まったので鑑賞。
同チーム(監督・脚本家・プロデューサー)が制作したテレビドラマの『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線の>>続きを読む
コナン初心者のぼくでも「冒頭の親切すぎる説明」でだいたい経緯と人間関係を理解できた(「ベルモット」だけ関係性がわからずにググったけど)。
今回は灰原とコナンがメインだけど、その他の登場人物たちにも見せ>>続きを読む
これを50点(スコア2.5)という基準点にして今後は生きていきたい。
たとえばこの時間内にこの材料でこんな味の料理を作ってくれとオーダーされたシェフを想像してみると、決してそこまで悪くはないような気も>>続きを読む
モリを取り巻く人間関係の描き方がうまく、地味なテーマながら飽きさせない。会話や間が絶妙。
本作から沖田作品に特徴的な「マジックリアリズム」的手法が取り入れられ始めた気がする。そういう意味でも重要な作品>>続きを読む
キャストの豪華さもさることながら、監督:リドリー・スコット、撮影:ヤン・デ・ボン、音楽:ハンス・ジマーというスタッフも強い。
『ブレードランナー』のような大阪の描写はカッコよかったんだけど(トンデモ日>>続きを読む
フランスの女子高生リンダとイリナふたりの親交を中心に描くドキュメンタリー。
ドキュメンタリーといってもその他のギヨームバカンス映画同様、立ち位置と構図を決めて撮ってるし、雰囲気は完全に劇映画。
列車の>>続きを読む
実写版『おおかみこどもの雨と雪』。もしくは哀しきXメン。
みなさんのスコアがおもいのほか高くて驚いた。
特殊効果が控えめ(抑えめ)なのがおしゃれ(?)。
クシシュトフ・キェシロフスキ監督(名前がどうしてもおぼえられない)のトリコロール三部作その1。音楽家の妻の喪失と再生の物語。
タイトルに「青」とあるように作品の随所にテーマカラーとして用いられている。>>続きを読む
山田風太郎ファンなので観るしかなかったが、よくもわるくも普通で本当に特筆すべきことがない…。
149分は長すぎる、これは絶対によくない。
良かったところは八犬士が里美義実に珠を見せるときに手の爪のふち>>続きを読む
もちろん観たことはあったがネトフリで配信が始まったので再鑑賞。
記憶よりずっとエロくてずっとグロかった…。
現実と妄想と虚構が混濁していく演出の巧みさ(小道具、カット)、民族音楽調の不穏な劇伴、重力を>>続きを読む
パロンディ家5人兄弟の波乱に満ちたドラマ。
長男・ヴィンチェンツォ…妻はクラウディア・カルディナーレ。まとも
次男・シモーネ…哀しきクレイジーモンスター。人間のクズ
三男・ロッコ…イケメン聖人ボクサー>>続きを読む
ちょっとユーモラスな設定や演出のあるSFということで、いやがおうにも『スノーピアサー』を思い出させるが、個人的にはこの「ノリ」がなぜか肌に合わない。
とはいえつまらないわけではなく、いくぶん長めの2時>>続きを読む
事前に登場人物表を頭に入れておいた方がいいというようなレビューを目にしていたが、それぞれのキャラも立ってるし混乱するようなことはなかった(特殊な舞台設定についても説明があるので問題なかった)。
密室で>>続きを読む
35mmフィルムの特別上映にて鑑賞。
バトー・ムーシュ(観光船)のシーンが美麗で有名らしいがよくわからなかった。
上映後に角井誠氏のトークショーあり。
以下、トークショーメモ。
色でショットをつなぐ。>>続きを読む
パリ近郊の街セルジー・ポントワーズにあるレジャー施設「レジャー・アイランド」にて、スタッフと観光客、老若男女のバカンス風景を描く。
ドキュメンタリーにカテゴライズされているが、ドキュメンタリーというよ>>続きを読む