ピートロさんの映画レビュー・感想・評価

ピートロ

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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.2

数ヶ月前にシーズン1,2を一気見したばかりでまだ興奮冷めやらぬ状態だったので、最終回が劇場版だと聞いたとき、これは映画館に足を運ばねばなるまいと思った。
原作未読のため風太郎が五つ子の誰を選ぶのか知ら
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.6

浮ついた若者らが陸の孤島と化した山荘で死霊に憑依されて血みどろの大乱闘。
CGのない時代のおおらかさや味わいが感じられて、今観ても面白い。
床下に閉じ込められたシェリル、うるさいから蓋に重ししとけよと
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.1

往年の画質感をベースにした絵作りは雰囲気があってよかった。
岡本喜八チックなリズミカルなカットも健在。
ウルトラマンの動きが、筋力ではなく重力を操作している感じがしてよかった。
外星人とのバトルで流れ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.1

安定の面白さなんだけど、さすがにここまでくると観ておくべき作品が多すぎる…。
MCUのたいていは観ているはずなんだけど、ドラマにはノータッチだったので、今回『ワンダヴィジョン』をチェックしておかなかっ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

数学が得意な予備校講師とJKの「リケ恋」ラブコメ。
誇張もテンポもいい快適さで万人受けしそうな感じがした。
なんといっても清原果耶がかわいすぎる。
成田凌と泉里香の接近過程は面白かった。

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

3.8

トルコ国境付近にあるシリアのコバニ。
ISとの戦闘により瓦礫と化したこの町でラジオ局を運営する女子大生が主人公。
死体がごろごろ登場しかなりショッキング。
銃撃シーンの空気感もリアル。
やるせない。
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

4.0

ワンカットや劇伴、構図等が他作品と比べてもだいぶトリッキー。
ストーリー自体はひと昔前のスピリッツで連載してそうな「あしながおじさんらの美少女育成ゲー的三角関係」に少々ミステリ風味…といった感じなんだ
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.7

ファン・ジョンミン目当てだったので、彼の無表情で激しいアクションをこなす新しい魅力を知れてよかった。
ストーリーは少々ごちゃごちゃしていたので、もっとシンプルなほうが良さが増したと思った。
韓国映画な
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ぱん。(2017年製作の映画)

3.7

徹頭徹尾くだらなすぎてニヤニヤしてしまった。
脈絡のなさや支離滅裂さがあざとい。
阪元監督初期作品としては珍しくノーバイオレンスなので、流血が苦手なかたにもおすすめしやすい。
まあ人格疑われたそうだけ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.1

「アンテベラム」とは「南北戦争前の」という意味の単語らしい。
ストーリーはシャマランタイプのスリラーなので事前情報は何も仕入れずに観るのがおすすめ。
最初、ポスターから大好きなジョーダン・ピール作品か
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

4.4点(2022.5.1現在)という高評価に納得。
演出、ストーリー、作画のすべてがハイクオリティ。
長尺さからも制作サイドのこだわりを感じられた。
エンドロール後のあの静止画で追い涙。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.8

時をかける映像研。
ヨーロッパ企画的ストーリー自体は嫌いではないのだが、映画としてのクオリティ(漠然とした言い方でお恥ずかしい…)がもうちょっと高かったらもっとハマれた。
主演の伊藤万理華はなんともい
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.7

基本的に芸能人声優は好みではないのだが、松坂桃李はよかった。
CGのキャラデザには正直まだ微妙な違和感があるが、ストーリーはちょっと入り組んでて面白かった。
カラフルなエフェクトはポップとチープの狭間
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

4.0

名探偵コナンの映画は数本しか観てなかったので、あらためてファンに人気らしい本作を鑑賞。
現実世界とバーチャルゲーム内で事件解決に向けて同時進行する構成はスリリング。
電話回線の時代にAIだとか、日本リ
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修羅ランド(2017年製作の映画)

3.2

親父狩りから血みどろの惨劇へ。
「いらすとや」が使用される映画を観たのは初めて。

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

4.1

凄腕の殺し屋「国岡」に密着するモキュメンタリー。
「処刑集団ホワイトベアー」など笑いのセンスが抜群で、なにげない会話もいきいきとしていてとてもうまい。
初期の坂元作品の狂気や不謹慎、グロテスクさ、やり
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バブル(2022年製作の映画)

3.4

Filmarksのオンライン試写会にて鑑賞。
「荒木哲郎 x 虚淵玄 x 小畑健 x WIT STUDIO」という豪華な面子にいやがおうにも期待値は跳ね上がる。
水没し荒廃した東京を舞台にしたパルクー
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.3

物語の基本構造が非常に効果的だが、それだけでなく細部の演出も丁寧でうまい。
父がサロンパスで肌を露出、スプーンの持ち方、ティッシュ配り時のいざこざなど。
劇伴のない手ぶれカメラの映像が臨場感たっぷり。
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

前半、テンポがいいというよりも大慌てで巻いてるような印象。
対決シーンは薄暗く鳥目老眼にはつらい。
人間の頭をパクってするシーンはレイティングに配慮しすぎて不自然なのはもうご愛嬌。
敵役のキャラや対決
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台風のノルダ(2015年製作の映画)

3.1

謎の少女との出会いから始まるセカイ系SF。
26分という短い時間にあわただしくいろいろ詰め込み過ぎており、終わってみたら結局何にも残らない。
台風がもたらすソワソワ・ワクワク感にフィーチャーしてほしか
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冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

4.2

テレビ版では第一期の後半までのめり込めなかったが、第二期では夢中になっていて、そして最終回たる本作では今まで溜めに溜めた恵波動砲がブチ放たれて大興奮。
ギャルゲー的環境でギャルゲーを制作するというメタ
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

3.5

新井陽次郎のかわいいキャラが全力疾走し、鳥たちと一緒に飛翔する。
現実と空想が入り混じる世界観とモーションの楽しさ。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

監督独特の演出に好き嫌いはあると思うが、ここまで徹底されると清々しい。
情報過多で神経質でポップで無機質。
それにしてもキャストが豪華すぎて驚いた。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9

第一次世界大戦前夜、キングスマン発足の物語。
ラスプーチンのキャラ造形や格闘は期待通りだったが、中盤の『1917』的シーンが長く、流れやシリーズのテイストを断ち切ってしまっていたように感じた。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.0

田園風景に聳えるビル、古民家のそこかしこにある最新電子機器といった世界観の丁寧な作り込みがすごい。
作画もきれいで、当然、花火もよかったが、地味に教室の描き込み(机)がすごかった。
ミュージカルという
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.1

テレビアニメの完全なる続編。
全体的なトーンは暗く重苦しいものの、主人公の思春期症候群の秘密も氷解し、SF的展開はうまい。
素直に泣けた…。

エイドリアン 亡き妻が世界に遺したもの(2021年製作の映画)

4.0

エイドリアン・シェリーのことはハル・ハートリー作品の常連程度の知識しか有してなかったので、彼女が幸福の絶頂で殺害されたことや、監督・脚本も多く手がけていたことなどを初めて知った。
単純に彼女の映画人と
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

約1時間しかなく内容もなかなかに変化があるのにまとまりがあった。
ベタと裏切り具合が絶妙。
詳しくは言えないが、全然グロくないのでホラーが苦手な方も前情報なしでぜひ。
ヘルシンキラムダクラブの音楽もい
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

主演二人のやりとりが微笑ましく、会話もフレッシュで、ずっと観ていられる(部屋の定点カメラパート好き)。
アクションパートは想像していたよりも短尺だったが、評判通り迫力がありたしかにすごかった。
登場人
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.1

三姉妹とその夫や恋人たちが繰り広げる恋愛群像劇。
ドロドロな関係と相反してなぜか爽やかな後味は、ウディ・アレンにだまされている感じがする。そんなとらえどころのなさが好きだ。
スクリューボール・コメディ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

新鮮さはないけれど、無駄なくツボを押さえてコンパクトにまとめられており、よくできていると思った。

山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

3.9

男女の三角関係や母子の絆を、過去・現在・未来を舞台に描く。
ストーリー自体はなんともつかみどころがない奇妙な味わい。
主役は中国の田舎の絶妙なロケーションだと思った。

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.7

ブレッドウィナーとは大黒柱の意味らしい。
9.11の頃のタリバン政権下のアフガニスタンで、男装して外出し一家を支える少女の奮闘と悲劇。
作画のクオリティも高く、演出も面白かったのだが、全体として見ると
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

児相への内定が確定し卒業を間近に控えた主人公をめぐる物語。
なんとなく浮ついた学生生活の残滓を惜しむようなチャラついた話なのかと思っていたら、あにはからんや残酷で重苦しいストーリー。
キャストがみな魅
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

4.0

2014年ウクライナ騒乱のドキュメンタリー。
極寒の季節にほぼ丸腰のまま命がけで親露派政府に対抗したウクライナ国民の、自由と尊厳をかけた闘争とその勝利に感動したが、その後のロシアからの度重なる攻撃と今
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.9

時間軸操作の目的が独特で面白い。
ラストは個人的にアレの恐怖症なので本当にたまらない。確実に悪夢にうなされる。
作品全体の奇妙な味わいがよかった。

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