「人は浮くようにできてる。もがくから沈む。じっとしてれば浮いてくる。」これは名言。
どうしようもない時ほど、どうにかしたい一心でもがいて、さらに状況が悪化するけど、そんな時は何もせず流れに身を任せれば浮くのかもしれない。そんなことを考えさせてくれたセリフだった。
価値観が近しい人を「同じ星の人」って表現するのはなんか理解できる。
脇役であるマコトとオカジも良い。
多恵さんはもはや仏様である。
高杉晋作の名言「面白き事もなき世を面白く」
本当はどんな意味を込めてこの言葉を発したのかは分からないが、この作品に出てくる登場人物たちのように環境に恵まれなかったり、常に孤独を感じることもある。人生は面白くないことが多いかもしれない。でも、面白いこともある。面白いことに目を向けて生きていこうじゃないか。そんなことを感じた作品でした。
音楽はくるりの岸田繁さん。
エンディングのくるり「愛の太陽」も良い。
あとは有村架純さんはバラエティで見るとシャイで奥手な印象を受けるが、元風俗嬢という設定もありイメージとは真逆のサバサバな女性を演じている。
やっぱり役者ってすごいな。と改めて感じた。