このレビューはネタバレを含みます
ぬるくて、これでほっこりはできないなと思った
最初から思ってたけどキャスティングに無理があると思う 汚いおじさんもアンガーマネジメントができない輩も無償でケアしてくれて悩みやトラブルを解決してくれる性産業従事者という幻想の存在、漫画だとドラマ装置としてまだ飲み込めたけど、実写で有村架純だとキツイ
気まずい家庭もひとり親家庭も全ての解像度が甘いままに何か解決した風の雰囲気を出されても…
監督は、登場人物の問題を解決させないようにつくっています、つくりものだと思われたくない、とツイートしてたけど、自分はつくりものに救われたい人間なので、自分の抱える問題にちょっと触られただけなのは無責任だし気分が悪いと思った 助けてくれないなら触るなって思うけど、でもこれは自分の感想でしかないとも思う
｢みんな別の星からやってきた宇宙人｣｢同じ星からやってきた人もいる｣って話は好きだった
空が広くて海が近い街並みや映像の美しさもすごく素敵で心が洗われるような気持ちになる
だからこそ価値観のズレにモヤってしまってしょげてる
