原作ちひろさんが好きすぎて、私の中でかなりちひろさんが実態を持っていたからなのか、この映画に出てくるちひろさんやその周りの人々は、私のなかのちひろさんたちとは別の星の人たちのお話だったなあ
私のちひろさんはもちろん優しい女ではあるんだけど、誰にでも優しいんじゃなくて、ちゃんと優しくする相手を選んでいて、どうでもいい相手は突き放すし、一歩ラインを踏み越えるとこちらがたじろぐような無の眼を向けたり、怒らせたら余裕で軽犯罪くらいのことをしたりする女なので…
こういう映画で原作との違いを論うのは野暮だとわかりつつ言いたいこと
・ちょうどいいおっさん＝リリーフランキーという日本映画の理に食傷気味。リリーフランキーの店長は物分かり良すぎちひろに理解ありすぎ寄り添いすぎで誰やねんだった、ピエール瀧とかのがイメージ近いなあ
・若葉竜也のキャラは本当にたまたま同じタトゥーがあるだけの別人ってくらいに違う人で、濡れ場で色即是空タトゥーチラ見せは笑った
・べっちんが謎の美少女化してて最初オリジナルキャラかと思った
・タエちゃん、目が見えなくなったのは最近なのに、今までかけてたサングラスを外すときの手の覚束なさ、車の助手席から運転席のちひろさんに手を伸ばすときあらぬ方に手を出してて？となった
・あの濡れ場、、いるぅ？（いらんやろ）
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