157分、3年半に及んで沖田修一ワールドに耽溺できる作品。
赤ちゃんのどんちゃんが何を見て、何を感じて大きくなるのか、パパ3人と一緒になって見守る気持ちに。
ホームビデオの延長で、映画になってしまうのはすごい。
舞台挨拶にて、本作は撮りながら話を考え、どんちゃんが作品に気がつくまでを撮り納めたとか。
キャンプ場での誘拐、オーディションでのエア寿司握り、結婚式の尺八、刑務所の起立の号令、ちゃんと沖田監督なのが良い。
迸る映画愛、エンディングテーマがトゥルー•ロマンスに曲調が似ているのもなんだかうるっときてしまった。