U-NEXTで観たA24劇場未公開「ゴッズ・クリーチャー」とても良い映画だった。映画館で普通に公開しても良かったのに。
物語はアイルランドの漁村で展開し、アイリーンが義父の介護と仕事に奮闘する中、7年音信不通だった息子ブライアンが帰還。アイリーンは喜ぶがある日、事件が起きる。
旅に出てきた息子が家族の元に帰ってくる。これは聖書にもある放蕩息子の帰還が元になっていると思う。
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放蕩息子の帰還は、古典的な物語で、若者が道を踏み外し、その後悔と成長を通じて家庭に戻る過程を描いている。彼は困難に直面し、悔い改め、家族と和解し、新たな生活のために努力する。
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元の話では、息子は改心して良い人になっているが、もしこの息子がろくでもないやつだったら？
寒々しいアイルランドの村が舞台なのだが閉塞感のある村社会の怖さ、男達の悪い連帯、立場の弱い女性たちと、かなり重くイヤな話。独特な音楽ともあいまって最後まで緊張感のある映画だった。
