クワイエット・ライオット時代がほとんどとはいえ、初めて観る写真や映像も多かった。昔は、情報源といっても、雑誌の記事くらいだったから、こんなに、動くランディを見られただけでも嬉しい。結末を知っているだけに、オジーのバンドに入って華々しい活躍を見せるランディと、間も無く訪れる悲しい運命に、やるせなさを感じずにはいられなかったけれど、今もこうして、たくさんの人に愛され、その軌跡をこうして振り返れるのは素晴らしいことだし、改めてランディのギターの凄さも再確認できた。残された数少ないスタジオアルバムも名盤だけど、ライヴ盤のあの素晴らしいギタープレイとサウンドを聴くと、一度でいいから生で聴きたかったな。できれば、この物語の続きも。
