このレビューはネタバレを含みます
高校の卒業式という共通の時間的リミットに向かっていく4人の少女のそれぞれの卒業を描く青春群像劇
かなり空気感がリアルで、卒業のそわそわ感や不安や切なさがすごく感じられて良かった。かなりエモい作品
4つとも良かったけども特に軽音部の部長と森崎の話がお気に入り。森崎のギャップにやられた
そして答辞を読むことになっている料理部の山城まなみと彼氏のエピソードは、途中まですでに死んでいることを隠していて、生前のシーンをうまく現在のように見せていたのは、まんまと騙されたしすごいと思った
4つのエピソードは時間と場所は同じだけどもほとんど交わらなかったが、個人的には最後にもう少しリンクして欲しかった