U-NEXTのトップ画に出てきていたので何も知らずに観た作品。
青春の刹那系の作品は好きなはずだったが自分の感性が追いつかなくなったか、好みが変わったか、この作品から青春のほろ苦さとかまたは爽やかさとかセンチメンタルな気持ちにもならなかった。
監督は『カランコエの花』の中川駿監督。
この『カランコエの花』もここでレビューしてると思うがイマイチだった。まったく記憶にない。
また原作が『桐島‥』と同じ朝井リョウ。ここではレビューしていないが邦画ワースト5に入れてもいいくらい『桐島、部活やめるってよ』がダメだった。
そんな原作者と監督による作品なので自分には合わない理由は当然、と正当化したくなるがこの作品はどうも気になる。
まず女子高生4人を演じた役者さんたちの演技が素晴らしい。また窪塚洋介や浅野忠信の息子さんも出ていて後に振り返ったらキャストだけでも伝説的な作品になるのでは！？
非常にリアリティある日常を描いているが、'自然体'の演技すぎるためか台詞が非常に聞き取りずらく、普段の2倍の音量でようやく台詞が聞けた。これは自分の耳が遠くなってしまったかテレビのせいもあるかもしれないが。
ということで台詞を聞き取ることばかりに気を取られて映画全体に集中できなかったがもう一度観たらまた違う感想になるかもしれない。
