浅野公喜

ヘルブレイザーの浅野公喜のレビュー・感想・評価

ヘルブレイザー(2022年製作の映画)
3.3
カルト教団が生み出したクリーチャーが田舎町の住人達を襲うSFホラーアクション。

その肝心のクリーチャーが大して派手に暴れずに教団ばかりが主人公達と戦う、アクションシーンはCGっぽい地味な爆発の連続と気になる所がかなり有りますがクリーチャーのデザインは秀逸だったり街で変人扱いされている老人が遭遇した出来事に対し都会から来た主人公の警官だけが耳を傾けることで生まれる自然な展開、雪だるまが盗まれただの町が如何に平和かを物語る面白い台詞や会話等が有ることでそこそこ楽しめて観れる作品になってました。

B級C級作品ながら「タイタニック」の婚約者役だったビリー・ゼインにベテランのブルース・ダーン、元祖「キャンディマン」のトニー・トッド、「ゼイリブ」「ニューヨーク1997」といったジョン・カーペンター監督作品にそれぞれ出演しているメグ・フォスターやエイドリアン・バーボー等キャストは結構豪華で彼らへのギャラとクリーチャーの造形でお金を掛け過ぎたのが伺えます(笑)。
浅野公喜

浅野公喜