アメリカの一断面を描いてるナ。
そして母と子の物語でもある。
見る立場によって感想は変わってくるな。
友情なり仲間の団結を謳った部分には共感しなかった。
ゲイで16歳からホームレスの主人公フレンチは自分の居場所を見つける為に海兵隊に入る決心をする。
それは生きる為で好きとか嫌いとか言ってられない・・・
そしてゲイである事を理由に家を追い出された母親に認めてもらう為にも・・・🥲
とにかく軍での訓練と称したシゴキが醜い。
上官は意味もなく怒鳴り散らす。
直ぐに意味のない腕立てをさせる。
反論は許さない。
挙句に訓練と称して殺そうともする。
｢敵を1人殺せば仲間を1人救える｣
｢アメリカの自由の為に敵を倒せ」
それで他国に侵略して一般市民も巻き添えにして何人殺してきたんやろか。
ホンマに気分が悪くなったわ😤
だけどアメリカの現実問題としてゲイであるからの理由で軍隊から排除してたら誰も成り手は居なくなる。
ある意味、白人でも黒人でもゲイであろうと人手は欲しいのが現状や。
コレはアメリカの格差社会が生んだ現実やな〜🥵
監督自身の生い立ちに基づいた映画という事で、ドン底から這い上がって来た彼はホンマに尊敬するけど、今後は社会の矛盾とか不合理を描いた作品を撮って欲しいナ。
