もずく

マガディーラ 勇者転生 <完全版>のもずくのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

#南インド映画の世界 にて鑑賞。

超スペクタクル大河少女漫画ラブロマンス。
RRRと同じ監督の作品と聞いたうえで視聴したからか、炎と水の演出に目が行った。
特によかったのは、ヒーローとヒロインが謎の遺跡で追って追われの駆け引きを行うミュージカルシーンにて、都合よく二人の間に流れ落ちてきた水がカーテンのようになって、その切れ間から二人は視線を交わす...というシーン。端的に言えば美しくそしてとてもスケベだった。
血が湧き肉踊る画面に夢中になるが、一方で物語の軸としてコテコテのラブロマンスも存在しており、王道ストーリーをインドの情熱物量財源で描く、元気の出る映画だった。

エンドロールシーンがとても微笑ましいので、ぜひ最後まで観てほしい。
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