このレビューはネタバレを含みます
他人の結婚には寛大なことを言うくせに、自分の娘のことになるとそれと真逆の態度をとる頑固おやじ。2枚目で真面目そうな佐田啓二が娘婿なら、大喜びするのが普通だけど。
今の若者がこの映画を観たら、おやじの気持ちが理解できるだろうか?
最終的には円満解決する。
それと、先に「秋刀魚の味」を観ていたのだが、仲居さんやクラス会のメンバーがほぼ同じだった。クラス会でも性的な会話をするのがお決まりである。
この映画には大映から山本富士子がでており、見事な早口京都弁で圧倒する。有馬稲子が大根役者に見えた。
映画会社ごとに俳優の色があるけど、大映は京マチ子を筆頭に上手い役者が多かったと感じる。