本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ、旧版『彼岸花』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.24投稿の旧版『彼岸花』の方(パングロ…
このレビューはネタバレを含みます
家庭では封建的な父親が自分の幸せは自分で掴み取ろうとする女性たちと接しながら娘の望む結婚を受け入れる話。
父親の結婚に対する本音と建前のチグハグさがコメディとして描かれているが、物語全体としては結…
このレビューはネタバレを含みます
2023.3.15 21-26
おもしろい。親子の権力勾配を、トリックと同盟でうまくやりくりして子どもの願望を叶えていく。
この映画の会話は、規範とゲームで成り立っている。小津安二郎の代名詞の…
佐分利信が娘の結婚に対して意固地になっている様子と、それを上手く御して結婚を押し進めていく妻の田中絹代の如才なさがよかった。
機嫌の悪い佐分利信がなんか好き。
お婿さんが佐田啓二じゃ父に勝ち目は無い…
岡田茉莉子か山本富士子かという永遠の時のクレヴァスの中で、決戦は岡田茉莉子となる。
あらゆる歌(能の高砂、歌舞伎の京鹿子娘道成寺、詩吟「芳山楠帶刀の歌」、桜井の訣別まで)が通奏低音として存在し、そ…
娘の幸せを願い嫁ぎ先を世話しようとする親と、恋愛相手との結婚を望む娘との相克を描いたコメディ。高度成長期の初老の夫婦にとって、最大のテーマは「子供の結婚」だったのだ。老後の不安がそこには微塵もない。…
>>続きを読む家デケェ。浪花千栄子うるせぇwww
また娘を嫁に出す父モノなんだけど、この頑固な主人公は確かに笠智衆じゃなくて佐分利信だな、と納得。
佐田啓二が、重要人物なのに2回しか出てこないのが面白い。
…
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