JAIHOにて字幕鑑賞。
あらすじは以前”柔道小金剛“と称されたシト・ポウは今や酒場で雇われ店長として働きながら酒とギャンブルに溺れ自堕落な生活を送っていた。
そこへトニーが柔道の勝負を申し込んでくる。
更に歌手募集を見たシウモンまでも転がり込み…というもの。
”僕は三四郎 君は檜垣“
柔道に取り憑かれた男達の飽くなき青春
ひたすら一本背負い!
アクションを柔道一本で魅せる凄味。
どうしようもないダメ男をルイス・クー
空手バカをアーロン・クォック
ライバルをレオン・カーフェイ
主人公男女3人の変テコな青春物語やけど静かなエモーショナルな瞬間、圧倒的美的センス、表情で物語る忘れ難いシーンが多い。
何故か分からんが目頭が熱くなってる時があった。
冒頭日本語歌謡曲を歌うオッサンには驚いた🤣笑
3つ隣り合わせの席で片やジャンケンしてるし、お金の話してるし、売春は嫌だって話してるし、席は代わって道場に参加して欲しいという話し合いがされているしと忙しない場面と”売春“や”エロ“というワードに反応する周囲の男達には笑った🤣
更にトイレに隠れてから3人が一緒の空間に🤣笑
1人尿を足してるのに🤣
酒場での大乱闘も柔道一本で!
ギャンブルで負けたお金を盗んで逃げるシーンでのルイス・クーの表情にやられた
この2つのシーンをスローモーションで魅せているけど、美しすぎる。
自堕落な生活を送っていたルイス・クーの止まっていた時間が動き出す瞬間、シウモンの夢を追いかけ旅立ち、ルイス・クー、アーロン・クォックの2人がニッコニコで稽古しているシーンには涙。
クレジットで”黒澤明監督に敬意を表して“
『姿三四郎』のオマージュ作品との事。