アバターは刺激的な物語
風刺や皮肉が効いたセリフや行動、パンドラで起こった悲劇は現代社会とリンクして胸が締め付けられる
会社の責任者であるパーカーはエイリアンを追い出したいが、武力を行使すると株主が嫌うため科学を利用して共存の道を模索するが、結局は自分の物差しでしか測れず、都合が悪くなると科学を否定する
自分の利益だけを中心に考え他人の立場などを考えない、それにより他者が不利益や損害を被る
これはアバターだけの問題ではなく、資本主義社会に属する我々は利己的な愛に囚われており盲目だ
普遍的な問題であり音楽業界でも幾度となく取り上げたテーマで、ウィアーザワールドやヒールザワールドのような名曲があるが、超大作の映画で社会を良くすることをテーマに作られた作品は後にも先にもアバターだけ
人間はなぜ自分の首を締めるような暮らしを続けているのか、この地球を傷つけ魂を痛めつけているのか
世界を良くしたいのなら自分と向き合い、まずは自分を変えるんだ、小さいことでいいから君と僕で世界を良い場所にしていこう、ジェイクができたんだから君もきっとできる
