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アトラスのJIZEのレビュー・感想・評価

アトラス(2024年製作の映画)
3.8
優秀なデータアナリストと反逆AIロボットのバトルを題材にしたSFアクションで近未来を舞台に謎の背景を持つ反逆AIロボットを捕らえる作戦に加わったデータアナリストが毛嫌いする人工知能と協力体制を組もうとする。”同期完了”。ジェニファー・ロペスのこういうシリアスなエンタメ作品の芝居は、良い。また主人公アトラスとAIロボのスミスの関係値が『アイアンマン(2008年)』のトニースタークと人工知能ジャーヴィスのあの感じを彷彿とさせ、まるで当て書きのようで、戦闘シーンだけはMCUぽさがあった。スペースオペラとしてのインフレ化し過ぎない人間とAIとの共闘のシナリオや、アクションに振り切るド派手パートなど、見易くておもしろい。比較したくないが同じNETFLIX配給での前後編二部作した『REBEL MOON(2024年)』より数倍は、良い。近い将来に人類とAIが手を組む予感を感じさせるスペクタクルな内容だった。
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