昨年末にあった角川のフェアで原作を再読したら懐かしくなり、映画化していたと知ってDVDを買ってしまった。
DVDはレンタルで出ておらず、セルのみらしい。
原作の摩訶不思議な不気味さがなくなり幻想的なお話に。三輪さんがようぐそうほうとふの声。
50分弱しかないのに、ひっじょ~にテンポが悪くて途中で飽きた。勿体振ったカメラワークもテンポの悪さを助長。
初めて原作を読んだ時の衝撃というか、読後に残る気持ちの悪さのようなものは全くなかった。あれって原作の控えめなはずなのにしっかりと感じるグロテスクさから生じていたと個人的に思ってるんだけど、この映画ではグロは排除されているので何とも物足りなかった。
いや、別に解体シーンが見たいわけじゃないんだけどね。でも全部一緒にバラバラにしないとダメじゃん。