ドラマパートとインタビューパート、これどっちを観せたいわけ?となるくらい構成が中途半端に感じた。ラストの「実際のオウム事件ではこうはならなかったー。」的なやつ、いらん!!そんなわかりきっていることを最後に伝えたいことみたいに打ち出されても…。オウムがやってきたことの残酷さ、その異常さを伝えたかったのならインタビューパートだけでも十分だったのでは。オウム関連は森達也監督のドキュメンタリーを観て得た知識ぐらいしかないけど、上祐氏についてそんな断言しちゃう?!というくらい決めつけられていて、いかに森監督が中立的にカメラを向けていたかがわかる。