タンバリンマン

ヴィーガンズ・ハムのタンバリンマンのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
4.3
ヴィーガンの人肉をハムにして売っちゃった精肉店の話。
精肉店×スプラッターなんて今更やな。と思ったら、現代だからこそ生まれた傑作やった。

精肉店の店主はサイコパスでもなんでもない。ただ肉を愛し、良い肉を売りたいだけなのだ。それが、偏りすぎたヴィーガンへの疑問、夫婦間の軋轢、経済的不安、劣等感…
これら負の感情が、肉への愛を暴走させる。

道徳的に笑ったらあかん気がするんやけど、そう思えば思うほど笑ってしもた。最高におもろい。