ドキュメンタリーのように福田村事件を扱った映画。恥ずかしながらこの映画を通して福田村事件を知った。
大正時代、関東大震災に乗じて朝鮮人が反乱を起こすといった出鱈目が蔓延った。それに対して各地の日本人は過剰反応を起こす。結果、四国から来ていた部落出身の行商人の一団とトラブルを起こしてしまうというお話。
当時の社会的背景、朝鮮出身の方達がどういう立場だったか、それに対して日本人はどういうことをやっていたかなど映画を通して学ぶことができる。決して見ていて楽しい映画ではもちろんないものの、日本人としては過去こういうことが発生したということは理解し、将来に活かすしか仕様がないと思った。
