大好きな大田原愚豚舎の渡辺紘文監督主演映画！
え、これって「普通は走り出す」の続編なの？
って思えるぐらい渡辺節が炸裂してて最高だった！
しかも「普通は走り出す」の黒崎さん出てくるし、「私は元気」のりこちゃんも出てくるし、音楽も渡辺雄司さんだし。
だけど渡辺監督が大田原から飛び出すと次第にこれがシネマドリフターのリム・カーワイ監督なんだという味わいになってくる。
渡辺監督と旅をしているような気持になるし、見終わるとあたたかいような切ないような気持になるし、不思議な感覚になる映画でした。
渡辺監督とかリム監督の作品を知らないと楽しめないんじゃないかという人もいて心配したけど全然そんなことはなくインディペンデント映画が好きな人、ミニシアターに通う人には絶対ささる映画だと思う！
最後まで本当に目が離せない！
それにしても渡辺監督のあの異様な存在感と独特の演技はどこからくるんだろう、、、
リム・カーワイ監督がどこかのインタビューで言ってたのみたけどあのスクリーンを支配する力は確かに勝新とか北野武クラスなのかもしれないなとわりかし本気で思ってしまった。日本映画界にああいう人他にいないし。
ていうかもう最近は渡辺監督の本業が映画監督なのか俳優なのかわからないくらい引っ張りだこだもんね。
ファンとしてはもちろん監督作も楽しみなんだけどもっと俳優としての渡辺紘文も見たくなってしまった。
リム監督曰く続編の構想もあるみたいだし世界のワタナベシリーズがどうなっていくか楽しみ。
もういっそのこと寅さんシリーズに挑戦して欲しい。
映画に登場する各ミニシアターや支配人の方々も素敵でした。
劇中のミニシアターへいつかいってみたいなあと思いました。
とくにジグシアターは気になる。
大黒座も！
どうか『あなたの微笑み』がもっと広がりますように、、、
応援しています！
