タイトルとあらすじを見てそそられすぎたので鑑賞。
全編会議をしているところを垣間見る作品だったけど、会議内容が収容所に連れてきたユダヤ人たちをどうするかというとんでもないことを真面目に話し合っていて恐怖に駆られました。
そしてその会議の場にいる人たちが誰1人として人を殺すことになんの躊躇いもなく効率の良い殺し方を話し合う光景にゾッとしました。
またお偉いさんが懸念しているのが沢山の人々を殺すことになるかもしれないところではなく、自分の収容所に多くの人が集まりすぎてどのように処理するかで、問題とする部分が非人道的すぎるあまり同じ人間なのかと思ってしまいました。
ナチスドイツは多くの虐殺行為を行なっていて人の心なんてなかったんだとばかり思っていたら、直接手を下す兵士の精神に支障がないようにとガスを使った方法などを採ったことを知り、こんな嫌な意味で人間性を感じたのは初めてでした。
