予想していたよりずっと面白かった。
ナチスのユダヤ人虐殺を扱った映画は多いけど、会議室の中だけの少人数で展開されるのは新鮮で、その淡々とした様子が下手な残虐描写よりよっぽど恐ろしかった。
正直音…
思っていたより色々考えられてたんだな、という第一印象(失礼)。老人は?女子供は?過去の戦争功労者は?ハーフやクウォーターは?その親戚は?「処理」を担当するドイツ兵の心理的負担は?絶滅収容所の近隣住民…
>>続きを読む実際の会議の議事録を元に作られた映画。
これは誇張や作品としての面白さやメッセージ性などは入れず、当時の空気感のありのままを伝えてくれた方が良いものだと思うし、実際そのように終始淡々と作られているの…
やはり会議なので、スリル!とかそういった波はない
が、歴史の勉強として観ると面白かった
どのように大虐殺が決定されてしまったのかがわかる。
緩やかに冷静に、残酷なことが決定される一連の流れは恐ろしか…
見どころが全くない、ただの会議。それこそが見どころと言える。議題はユダヤ人を絶滅させること。しかし、思考を停止して組織の目標達成のために作戦を遂行する。そのため、まるで会社の売上の会議のような様子に…
>>続きを読むこんな過去があったのかと勉強にはなるが映画としては別に面白くない
序盤は暗いし服装も皆同じだし、会議始まってからは名前がややこしいしで誰が誰やら分からない
会議以外のシーンがないから字幕を追うだけ…
こういうの見るとドイツ人ってどんな国民なのかと思ってしまう。
勿論善良なドイツ人もいたが、この映画を見てユダヤ人はどう思うのだろう。
「平和が1番です。嫌でも拒否はできません。」 嘘つけ。嫌いなユ…
シュトゥッカートみたいな存在、ナチにもいたんだな あくまで法に則って大虐殺を実行しようとする理性的な手法の方がかえって厭な人間らしさを感じる
こういう所に出張ってくるのはホーフマンのような人間ばかり…
原題『Die Wannseekonferenz』 (2022)
監督 : マッティ・ゲショネック
脚本 : マグヌス・ファットロット、パウル・モンメルツ
撮影 : テオ・ビールケンズ
編集 : デ…
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