原作と同じくらい素晴らしかった。ラストに向かってどんどん普通の呼吸ができなくなっていく感覚。ラストカットは映画ならではの見事な閉じ方で、その部分だけに微かな爽快感を覚えた。みんなそんなに明日も生きたいと思ってるのかな
・あの場面だけ目の奥が笑ってる新垣結衣
・八重子役の東野絢香さん、原作のイメージとはパッと見違うな〜と思ったけど、もはや八重子でしかなくて凄い
・いちばん普通を押し付けているのはむしろ母親だったり 救いがないよね
・希望を見出すとすれば宇野祥平の目線。僕たちがどこまであの目線に近づけるか
・原作の要素を換骨奪胎、取捨選択しながらこれ以上ないくらいのバランスの映画作品になってた
・あと、この作品観てもなお「考えさせられた」って言ってる人は何にも考えてないとおもう
・この手の映画のレビューで「指向」「嗜好」が使い分けられてないのも、夏月たちの絶望を端的に表しているようでとても辛い
