正欲
世間一般の正しさに縛られる吾郎ちゃんと、縛られないガッキーの話。
それぞれ関係のないような登場人物が何人か出てきて、だんだん繋がりが見えてくる構造。
よくある上手いことできた小説みたいで、あまり好みではない。
公園の噴水で水遊びするシーンとか、回想の水を浴びるシーンは綺麗で良かった。
水の中で溺れるミミズとか。
ただ水を浴びた過去の磯村くんはめっちゃショーシャンクだったし、公園でのガッキーは爽健美茶かなんかのCMみたいだなとか思ったり思わなかったり。
そもそもマイノリティにフォーカスした社会派の映画ってあんまり得意ではないかもと思った。
見方を限定させられている気がして。
難しい。