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正欲のヤマハのレビュー・感想・評価

正欲(2023年製作の映画)
4.8
エンドロールで涙がボロボロ流れてしまった。。
マジョリティ側が線引きをした「マイノリティ」という枠組みに自分が分類されることの生きづらさを、切実に描いてて、共感できるところもある。
が、自分もマジョリティ側の視点を当たり前のように持っていることの恐ろしさも改めて痛感させられる。
人の秘密、心の奥底なんて、わかんないんだから。
それは当たり前のことなんだけれども。
けど、原作と違い、学祭委員の子の想いを大也くんがしっかり受け止めて、「ありがとう」と心を開くことができた瞬間が、たまらなく感動(T_T)

新垣結衣の目の演技が素晴らしすぎた!
あのクッキリしたアニメキャラみたいな可愛い目が、あそこまで絶望感や怒りを表現できるなんて!
無表情が多いのに、目だけで演技できる新垣結衣、とても良かった!!

とにかく、大好きな映画になりました!!
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