久しぶりにちゃんと夢中になった邦画
誰かと繋がる理由や、男女で一緒にいる理由が普通の趣味や普通の性欲だけじゃなくていい。
マイノリティ側視点からだったから、そう思えるし、マイノリティを受け入れない人間に違和感を持つけど、きっと自分も映画じゃなければ無意識に少数派をありえないだとか気持ち悪いとか思ってしまうのかもしれない。
フェチだけに限らず皆どこかしら普通と違う部分を持ち、時に迫害され、生きづらさを抱えて生きる。世界のどこかで分かり合える人を見つけるまで。
めちゃくちゃ良かったけどラストがあまりにもラストっぽくなさすぎた。邦画特有のメッセージだけ伝え終わったらあとはご想像にお任せします感が強すぎてそこだけかな。