性的欲求。正しい欲求。正しくありたい欲求。
多様性が認められつつある時代でも、みんな違ってみんないい。とは言い切れないもどかしさ。
みんなの中に溶け込める安心感。
これを知らないって、凄く怖い事だと思う。
だから、側にいて欲しいって感情が見れた時、性的欲求と愛情が別であってくれて良かったって、側にいてくれる人が見つかって良かったって、涙が出てしまいました。
水だろうが、海だろうが、山だろうが、エッフェル塔だろうが、何に性的感情を抱いたとしても、多様性で括れるけど、小児性愛の様な他者に危害を加える可能性がある性的志向は、多様性では括れないし…
でもさ。流浪の月のレビューでも書いた気がするけど、性的欲求って自分でコントロールできない本能でしょ？
それが人と違うって、押さえ込まなきゃいけないって…苦しいし、難しいよなぁ…
「普通」である事って、コンプレックスになりがちだけど、その「普通」や「多数派」に入れている事で、社会に守られている事を再認識させられた。
正しいってなんだろう？
世の中の不条理にやるせなくなるね。
役者さんの演技力にムラのある映画な気がしましたが、磯村君は流石！なんかもう、やるせない男になってた！笑笑
個人的には、彼のイキった目つきが好きなんだけど、今回無かったもんなぁ〜
凄い俳優さんだよ。
ガッキーも良かったけど、個人的には水に対するエロスがもう少し欲しかった笑
東野・佐藤のお芝居も良かったなぁ〜。
