正欲のSのレビュー・感想・評価

マイノリティにはさまざまなカタチがあって
本映画は"水嗜好性"を焦点に当てられている


セクシャルマイノリティの当事者の私も
この映画において共感するところが多くありかなりブッ刺さった

マジョリティに塗れたこの社会には到底理解されない
多様性、多様性と謳う最近のメディアを背景とは裏腹に実際の社会は変わらない

普通でいることの正当性を求められ
それ以外は排除したいのが人間の性

物語の終盤のどうしようもない崩壊具合がとても耐えきれない想いに駆られた

マイノリティのみならず
マジョリティ全ての人へ