佐々木くんと桐生さんの関係は “普通”のそれよりずっと愛だったように思えた。
読んでからしばらく経ってしまったけど、端折ってるけど割と原作に忠実だったと思う。
多様性って言葉を盾にすればなんでも許されるわけじゃない。多様性の中でも否定されるべきは多様であることを否定すること、誰かの権利を脅かすことだと思う。そこが対象が子どもであることと水であることの違いじゃない？異性愛者だって相手を傷つけてはいけないわけで、誰かや何かを傷つけたり消費したりすることのない生き方なら誰にも否定される筋合いはないし、誰も傷つけずに生きている人に対して”普通”に迎合することを求める筋合いもないんじゃないかな。
この世界で生きていくために手を組みませんか、1番言われたいかもしれない。
八重子ちゃん役の東野さんが素敵だった。また違う役も見てみたい。
