普通になれない葛藤を抱えて、人と線引きつつも、理解者を求めてる感じが妙に説得力あった。
周りも何かはわからないけど、なんとなく気遣ってくれて、それが妙に居心地悪い。
性癖に限らず、人に言えない主義趣向は誰しもあると思う。
どんなに寛容な人相手でも全てを曝け出すのは難しい。
最近多様性多様性ってうるさいんじゃい。と思いながら見てた。
結局マイノリティってどこまでいっても理解されないし、変に理解してこようとするお節介なやつらと無駄に大きな声の無神経が、周りに迷惑かけて余計環境悪くするだけって感じがする。
なんで大事な人たちにも言えないようなことを、分かったふうな第三者に語られなきゃいけないんだろって。
必要なのは棲み分けと言うか、許容というか。
世間一般の普通のレールに乗れるのってすごい。けど、だから何?強要すんなの気持ち。
自分のスタンスを再確認した作品。
最後の終わり方は、なんとなく予想できたけども…
もどかしい。