花椒

時には昔の話を/森山周一郎 声優と呼ばれた俳優の花椒のレビュー・感想・評価

3.6
昨年にお亡くなりになった声優森山周一郎のドキュメンタリー。

本人への生前のインタビューもあることから訃報前から企画を進めていたのかと

あらすじより抜粋
〈森山周一郎。独特の低音ボイスを活かし、フランス映画俳優のジャン・ギャバン、ハリウッド映画俳優のチャールズ・ブロンソン、テリー・サバラスを始め、世界的名優達の吹き替えをアテレコ黎明期から担当。宮崎駿監督の不朽の名作『紅の豚』も担当。

本作は多くのファンに愛された森山周一郎の俳優・声優としての人生と、後進への想いを後世に伝えていく〉

なので森山周一郎といえばあの低音ボイス、と思い浮かぶ人が見ると違和感あり、という印象は否めない

実際の吹き替え作品やCMの映像は許可が降りなかったのかな?森山周一郎の軌跡にしては出演、関連作品の資料は少ない印象

大先輩の声優さんに敬意を表する為に若い声優さんを起用、途中からナレーターを変更

森山氏の代表作の紹介よりも人物像を描きたかった模様

そうでないとわざわざ監督作品など取り上げないかと
そんなことは知る由もなかったのだが、AV女優の桜樹ルイがAV辞めて一般作に出演した記憶はなんとなくありました😅
まさか主題歌が現在映画評論家のあの人だとか

野沢雅子や大塚明夫の父親とは劇団仲間だったことは全く知りませんでした

意外な交遊録も

観賞後に監督舞台挨拶あり。

〈森山さんの言葉を若い人に伝えていきたい

人によって森山氏の印象が異なる

監督はおかあさんといっしょのオープニングアニメを担当〉

司会進行は所属を名乗っていたが、単なる請負なのかこの作品に関連してる人なのかはわからず(進行の大げさ、わざとらしさは否めずおそらく関連ないのかと)

現段階ではアップリンク吉祥寺のみでの上映。悪名高き今は無きココマルシアターが写っていた😐
花椒

花椒