このレビューはネタバレを含みます
限りなくネタバレを避けながらネタバレを書きます。ディズニー100周年に相応しい映画でした✨️✨️
ヴィランのマグニフィコがちゃんとヴィランで、ストーリーラインも主人公のアーシャが仲間たちと彼に立ち向かっていくものでした。
近年のディズニー作品にありがちな「悪」を曖昧にぼかすことも、ポリコレのメッセージがストーリーをぐちゃぐちゃにしてしまうこともなく、ディズニー作品の王道を行く王道でした。
そして何よりすごいのがオマージュの数。例えば、マグニフィコの部屋は『美女と野獣』、『アナと雪の女王』、『ラマになった王様』、『白雪姫』がモチーフになっていて背景にも画がすごいことになっています。
ですが、もっとすごいのは曲。アーシャや仲間たち、友達が団結するシーンの曲「Knowing What I Know Now」では、王に反逆するということからか『ライオン・キング』のスカーが歌う『Be prepared』のオマージュがされており、そして言わずもがな、『I'm A star』では、全体的に『不思議の国のアリス』と『バンビ』のオマージュがされており、今までのキャラクターの声優陣が集結したりと盛り沢山となってました。
以下は、サプライズのネタバレなので見たくない方は回れ右をして下さい。
これは予想なのですが、最後のエンドロールのキャラクターは恐らくオマージュし 元だと思われます。『ラマになった王様』のイズマや『ベイマックス』のキャラハン教授が出てきてるのはそのためだと予測してます。
最後ですが、かく言う私も最近のディズニー映画にあまり良さを見出すことができず、また、周年映画のコケる傾向から期待していなかったのですが、今作はディズニー100周年に相応しい素晴らしい映画でしたので、ぜひ劇場に足を運んでみて下さい。
