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ウィッシュのmatchypotterのレビュー・感想・評価

ウィッシュ(2023年製作の映画)
4.5
実は今年できるかわからなかったからこの場では言わなかった目標がある。

“映画館で映画100本観る”。
そう、この『ウィッシュ』でそれが達成。
🌟🎬㊗️2023年、映画館100本達成㊗️🎬🌟

めちゃくちゃ嬉しい。途中仕事忙しかったり諦めかけたが到達できた。
しかもこの作品もウォルトディズニー“100”周年。
メモリアル作品でメモリアル達成、感無量。

ウォルトディズニー。
夢を諦めない心、勇気、信じる力、色んなことを子供から大人にまで愛とユーモアいっぱいで伝えてくれる、その100周年の映画。

映画館で100本も、諦めなくて良かったと思えた。何かちょっと泣ける。

『ウィッシュ』、まさに、“願い”。
“この願い、あきらめることは、ない”。
ウォルトディズニーの魂みたいな作品。

誰がどんな願いを抱こうと、それがとてもできそうにない、人に馬鹿にされそうな願いだったとしても、それはその人にしか抱けない“願い”。

その“願い”と叶えたい諦めない力が、自分を動かし、周りを動かし、世界を動かす。

叶わない“願い”なんて持っているだけ心の負担で、それを差し出すことで心を軽くしようという国。
その国の王が魔法使いとなり、彼に民の1番の願いを預ける。

何か、国にいいことがある時にだけ、ごく一部の民に、差し出された“願い”が返ってくる、、、そんな世界。

王道、まさに、王道。
そこに生きる女の子、アーシャはその魔法使いの偉大なる王の助手を志願するが、その民の願いを目の当たりにして、そして、王の中に潜む“願い”を聞いて、気付く。

“願い”とは何で、誰のものか。
なぜ人は願い、抱き、夢を見るのか。

それを誰かに預けたり、誰かが管理したり、差し出したり、叶うかどうかを選ばれたりすることは正しいのか。

多くの人はそれが当たり前になってきた国の中で、それを気付いた彼女の強い意志が自分や、周りや国を動かす物語。

本当にウォルトディズニーが今までずっとやってきたことだけを、改めて剥き出しに純粋に描いてきた作品。
ある意味、その“100年のコンセプト”だけで作ったような作品。

やっぱり山ちゃんは無敵。さすが。
そして、今回の王様の声、、、クセがあるけど、彼の声は好きだし、カラオケでもよく歌うし、結構似合ってて聴き馴染みが良かった。

誰が、いつ、何の夢や願いを抱いても、それを他人がとやかく言う権利はない。
その人だけにしか描けない夢や“願い”は、諦めることは、ない。

諦めない心が何よりの力になり、だから“願い”は叶えたいものになり、叶った時の喜びがその人だけの変え難い幸せになる。

映画館で100本、諦めなくて良かった。
そして、100本目にこれ選んで良かった。

ありがとう、アーシャ。
最後の展開、王道過ぎて、ボロ泣き。

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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
https://community.discas.net/announcements/ib1wyncr43idknqm
別視点で色々映画について書いていこうと思います!ご興味ある方は是非お待ちしております!
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