ディズニー100周年記念作品ということでずっと気になっていたがやっと観ることができた。
吹き替え版で鑑賞。
色々な作品のオマージュが散りばめられていてたまらなかった。
友達の7人は白雪姫の小人たち。
おしゃべりする花は不思議の国のアリス。
鏡よ鏡……は白雪姫の魔法の鏡。
アーシャが追い詰められるシーンはライオンキング。
杖に閉じ込められる演出はアラジン。
空を飛ぶ夢のふたりはピーターパンとウェンディ。
哺乳類のユートピアはズートピア。
何より、この作品の大きなテーマでもある"夢"について、『自分で叶えなければいけない』と人々が強く歌い上げるシーンは胸が熱くなった。
昔のディズニー作品では、主人公の夢は周りの助け(魔法や王子様のキスetc.)で叶うのがセオリーだった。しかし、昨今のディズニー作品では"主人公自身の力"で状況を打破するストーリーへと進化しており、今作もその流れを引き継いでいる。過去の作品への敬意だけでなく、今後のディズニー作品の進化も感じられる構成になっているように感じた。
あと、オープニングのショートムービーはYouTubeで何回も観たが、映画館で見るとまた違った魅力があり、涙してしまった。
次は字幕版でも観たい。