このレビューはネタバレを含みます
100周年ということで久々にディズニー映画を見たけど、本当に最悪だった。福山雅治のマグニフィコ王しか褒めるところない。逆にこのレベル出して「これがディズニーの100年目でできる限界です！」って言うのは最早誠実さすら感じるほどに酷かった。あまりにも酷すぎて逆に世界の全てを皮肉ったサウスパーク的な作品だと勘違いする程。
この作品の何が最悪って、よく言われるクソ映画でも人生で初めて見た作品がそれなら「まあそんなもんか」ってなると思ってるんだけどこの映画は最初にワンスアポンアスタジオって神作品があるせいでどうしても比べてしまうんだよ！
とにかくマグニフィコ以外のキャラが酷すぎる。ツイッターで「マグニフィコ王をみんな褒めすぎ、あいつは悪だよ」って言ってる人いたけど、だからといってアーシャが善になるわけないだろ！！！個人的に最悪だったのがみんなの願いは叶えられるべき！とかキラキラしたこと言ってた癖に1回目願いの保存場所に忍び込んだ時、色んな人の願い全部無視して祖父の願いだけ盗もうとした時に「あっ口だけ偉そうな事言って結局身内贔屓じゃねえか」って本気で失望した。7人の小人モチーフも全く活かしきれてないし王妃は風見鶏野郎で最悪、星は結局アーシャの都合のいいおもちゃでしかなかった。
個人的に好きなシーンはマグニフィコ王が悪堕ちした後に他人の願いからエネルギー使える事が判明した所。「えっ本当に今までちゃんとみんなの願いを保管してくれてただけなんだ！？」ってびっくりしてしまった。あとデカいやつが裏切り者っては良かったかも。
ここまでボロクソ言ったけど、少しでもストーリーかキャラを見直したらもうちょっと観れる作品になったポテンシャルはあると思う。だからこそこんなに怒ってるんだけどね！！！！
