渋谷インド映画祭
英語字幕上映にて
ケサランパサランみたいな名前のシランバラサン主演のタミル・ノワール。
「血の抗争」みたいな雰囲気。
ある事件で田舎を追われるように都会に出てきたムットゥ。
偶然にも手にした拳銃で彼の運命は大きく変わっていく。
前半は導入部分で、インド映画あるあるのストーキング恋愛とかもあったりしてまったり進んでいくので若干眠気が。
しかしインターバル直前あたりから一転。
凄まじいテンションとバイオレンスに塗れて眠気も吹っ飛ぶ。
ギャング同士の抗争、陰謀と裏切りのめくるめく展開に目が離せない。
ヤヤン・ルヒアンみたいな小さくてすばしっこい殺し屋最高だったな。
こんなバイオレンスノワール作品なのに、A.R.ラフマーン先生の穏やかな音楽が染み入るんですよね。
このギャップがたまらない。
やはりインド映画の中でもタミル映画。
そしてタミル映画の中でもクライム映画が特に大好きですわ。
ラストが急展開すぎると思ったら、パート2の触りを見せてくれたってことかな。
これまたハードそうな展開。
いやーこれホント日本語字幕上映して欲しいし、ちゃんと続編も上映して欲しい。
スペボ様、責任取ってぇえええ!