秋桜

西部戦線異状なしの秋桜のレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
4.3
映画の始めの意気揚々とした姿、祖国のために戦うことの素晴らしさを滔々と語る先生。戦場についてすぐに現実を突きつけられる。もう後戻り出来ない。
ラストで完全に自分が無気力になった。
戦争は何も生まない、
無意味だと改めて思う。
反戦映画として素晴らしいと思う。。
これを観たら戦争をしたいとは思わない。
主人公の感情がだんだん死んでいくのが分かる。仲間がいてなんとか保っていた正気、人間らしさも。

戦勝国は敗戦国に一方的に責任を押し付けたことでドイツは不満を抱える。それがヒトラーを生む温床ともなる。そして、この後第二次世界大戦を引き起こす。
秋桜

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