人々は、国のため自分のため子供のためにと気高い志を掲げて戦場へと向かうが、本当の戦場は泥と血と叫喚に塗れ、弾丸が無邪気に人の命を奪っていく汚い悪夢のような場所だ。
たった数百メートルを前進するために…
日本に生まれて数十年、私は当たり前のように人権を持ってるし、それを侵されるなんて考えたことなかったけど、当たり前じゃないよなと改めて思った
生まれた時代もそうだし、現代だとしても生まれた国が違ったら…
序盤に、血まみれの軍服の山を女性達が次々に洗濯し補修する工場が描かれて「戦死者の多さ」を見せつけられる。
長回しで撮影しているので「もう止んでくれ」としか思えない銃撃戦の容赦なさ。
少年の面影が残…
現場で戦わない人間が自分の名声名誉の為にこれだけの事件を起こしているのに気づかされないのが一番怖いと思いました。
運もあるが生き残った兵士は猛者となり狂気に満ち溢れる。
生き残っても戦いについて家族…
美化も劇的化も一切ない。英雄もいなければ希望もない。
ただ淡々と、容赦なく、戦争そのものが描かれる。
人物のドラマを深掘りするわけでもなく、物語的な起伏で魅せるわけでもない。
ひたすら繰り返される…
久々に戦争映画を観たけれども、いやぁしんどかった、、、
やはり戦争は人を壊してしまうし、もう二度と起きないで欲しいなと🥲
常に漂う「こいつ死にそうだな」という不安感、徐々に歪んでいく登場人物らの心…