もちもちぽんぽん

西部戦線異状なしのもちもちぽんぽんのレビュー・感想・評価

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)
3.9
アカデミー賞から気になって鑑賞。
第一次大戦の塹壕戦の映画。塹壕戦…って覚悟したけどやっぱしんどい。メイキングもあって、CGじゃなくて人形だったりしたとこもあってびっくりした。凄いね…

グロさはプライベートライアンの序盤の戦闘シーンが見れるならいけるかなと思うが、状況が状況なのと、静けさで余計胃が重い。
最初の、戦闘後軍服の処理の流れが事務的過ぎて気持ちが悪かった。そして新兵の元へ…って嫌すぎる流れ丁寧に見せるのやめてぇ…。あとあのドゥ〜ドゥ〜ドゥン!って音楽やめてぇ…。Remainsって曲らしい。良い曲だけど圧迫感がすげぇー。

後半腹立たしさと虚しさが凄い。20分ぐらい、マジでこの時間なに?って怒りながら見てた。こんだけのことやらせといて前線ほぼ進まなかったってのにびっくりよ。メンタルがしんどい。戦争はトップのやりたい連中だけでやってくれ。

あとご飯の対比も良い。焼きたてかどうかなんてどうでもええんじゃー!!あっちは食うのも命懸けな状況なんやぞー!!

同じ第一次大戦映画で「戦火の馬」って映画があって、この西部戦線見ながら、今凄く見てぇ…馬に癒されてぇ…って気持ちになった。そりゃあの状況で生きてる馬見たら生かして帰してやりてぇわ…って余計思った。