フェイブルマンズの50Kenzoのレビュー・感想・評価

スピルバーグ監督の自伝的作品。子供の頃の映画との出会いから、映画業界で足掛かりを掴むまでのお話です。

観る人を虜にする物語の力と、現実を誇張して伝え、人の心を惑わせてしまう物語の恐ろしさ、映画の光と影の両面を描くところに、スピルバーグ監督の持つ業を感じました。

家庭が崩壊するきっかけが、何気ない家族旅行のフィルムだったというのもまた切ない。。。
両親が他界した後じゃないと撮れなかったというのも納得の内容です。

あと、ポール・ダノが普通のお父さん役やってたのが新鮮でした(-_-)