もえぴ

フェイブルマンズのもえぴのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
3.3
前知識何もなく鑑賞。

ドロドロの人間臭い部分をたくさん見せられてしんどかった
それぞれの我慢や気遣いの上に、平穏と言われる一般的な家族の形があることを突きつけられた気がする

「全ての出来事には意味がある」
この母親のセリフが、自分勝手を正当化するための言い訳に聞こえて、私はあまり好きではなかった
彼女の自由奔放な姿に苛つきを感じたのは、きっと羨ましいのもあるのかもしれないな
自分の感性のままに生きることへの許可が、私自身、自分に対して下せてないんだと思った
ぴ〜切ないねぇ

人生は選択の連続。
折り合いをつけながら、自分の思うままに生きる努力をする
複雑だからこそイイのかもなぁ
闇があってこそ光がある。幸せの土台は闇にあるんだな

スピルバーグの自伝と知っていて見ると、また違った見方ができて面白そう
時間が経ってから改めて見直したい
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