ももんがぁ

シャーマンの娘のももんがぁのレビュー・感想・評価

シャーマンの娘(2021年製作の映画)
3.7
マ◯コ、オ◯コ、お◯ンコ、の書初めに目が行ってしまってチンチンの書初めに全く目が行かない説を推したい。

でもでも、お◯ンコの場合は、おチンコのパターンもあるのかぁ、ぬぬ〜◯の文字が気になるったらありゃしねぇ!


本編139分とか普通なら二の足をフミフミするところだが、この無数の書初めに覆われた和室にシャーマンJKのジャケを見たら迷わず見てしまったよねぇ

そして直感の完全勝利!
めちゃんこおもろかったなぁ


ナポリタン、シュークリーム、ケーキの3色弁当で腹を満たし、わんこお面を被ってオジーオズボーンのTシャツを着て、電波系で幽霊が見えて、廊下で奇声上げながらバットフルスイングするちょっと変わった女の子海花ちゃんが幽霊をブチ申すやつ。

が、しかしこの手の幽霊さんと言えば悪霊を思い浮かべっけども海花ちゃんが殺すのは何の害も無いこの世に未練を残した幽霊たちというダークヒーローっぷりがまた良かったよね。まぁ本人は全くその気は無いどころか、ただ幽霊殺したいだけっつうエキセントリックさ含め素晴らしいよねぇ

愛する人を事故で亡くしたピザ屋さんやお母さんを亡くした同級生の子など、
死を受け入れられず前に進めないでいる人々を叩き直す展開には痺れたね。

この監督の前作短編の『あんずちゃん』は全くハマらなかったものの、同級生の女の子と深夜の夜の町で遊ぶとこの可愛さ、わんこと海花ちゃんの戯れショットなど

こんな美しい映像が撮れる時点でこの監督は大物になる気配しかしない。あとタイトルバック最高。

そもそも幽霊をどうやって成仏させんねんやろ?思ってたけど全て物理攻撃なのすげぇ。これはもしや海花ちゃん最強ってことぉ?
とりあえず海花ちゃんが素晴らしいキャラ過ぎて続編まぢ期待しかねぇやつですな。

どうでも良いが機材協力 荒木憲司で余計にニヨニヨした。
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