男と女。コーカソイドとネグロイド。ホモセクシャルとヘテロセクシャル。表面的には何も相容れない二人の共通項が自動車関連のPTSD。
起こしてしまった過ちで、リンジーと知己だった妹とは疎遠になってしまったジェームスが自動車工場で仕事ができているのはストレスの度合いが軽微なのだろうか?
飲酒のせいで記憶が曖昧なのだろうか?
リンジーが実家に身を置きたくない理由はなんだろう?
母親に彼氏がいたとしても、関係性が悪い様には見えなかった。
悪事に手を染め収監されている兄とも体裁が悪いかも知れないが特に確執がある様には見えない。入隊時の身上調査でプロモートしにくくなったかも知れないが。
お互いに相手の傷が分かる分だけ共にする時間が癒やしになる。
ビール片手に『まだオファーする気がある?』
リンジーの問いかけにジェームスはなんと答えるだろう?
『俺に彼女ができるまでならね。』
かな?