sappukei

平家物語 諸行無常セッションのsappukeiのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画化記念のライブイベントにて先行上映

ほぼほぼフリーセッション形式なんだろうけど、ギター、サックス、朗読の衝突、共鳴、絡み合いがもの凄い。坂田明はサックス演奏はもちろん声、シャウトも迫力があって格好いい。さすがの向井秀徳も、彼と比較すると少し軽く感じてしまう。ここら辺は年季の差か。古川日出男の語りも鬼気迫るものなんだけど、私自身平家物語に関する知識が薄いので何を言ってるのかがよく分からなかった。できれば字幕を付けてほしいところ。
アンコールでは、向井の唄う「自問自答」に坂田のサックスと古川の語りでのセッション。ただ「自問自答」自体が語り的な構成の曲なので、言葉がバッティングして少し聴きづらいような。




以下はライブ「皆既月食セッション」の感想
坂田明のソロ、向井秀徳とのセッションからの古川日出男、今宵の語りは「逆回転 耳なし芳一」
耳なし芳一は内容も知っているので、よりわかりやすい。ここでも古川、坂田の鬼気迫る凄みが印象的。向井が一歩後ろに下がるセッションはある意味レア。とくに生で見る坂田明はもの凄い。齢77歳であの迫力、凄み、パワーはちょっと吃驚。
アンコールでは坂田明による「SOBAYA」(タモリがネタにしたので有名だが元祖は坂田氏)の披露。まさか生でソバヤが聴ける日が来るとは思わなかったので、めっちゃ興奮した。「風呂屋の2階で!」と合わせる向井秀徳も嬉しそうだった。
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