稀代の奏者が魂を以て顕現させる平家の衰亡。竹林寺にて演奏された古川日出男・坂田明・向井秀徳の"平家物語"を記録したライブ映画。入道死去、敦盛最期、先帝身投、物語のハイライトを憑依されたかの如き熱量で…
>>続きを読む皆既月蝕の夜、坂田明と向井秀徳と古川日出男によって、熱に浮かされる清盛が、敦盛を手に掛ける熊谷直実が、壇ノ浦に沈む安徳帝が、「自問自答」と犬王が、耳なし芳一の亡霊たちと般若心経が、木曾殿の最期と「死…
>>続きを読むサックスから顔を離し朗読する坂田明氏の声が楽器として十全に機能している事に驚嘆。
一方で古川日出男氏の朗読に坂田氏のサックス演奏が被ると言葉が聞き取れなくなり、そこへ更に向井秀徳氏のギターと合いの…
誰だ、平安時代から本物連れてきたやつ。
と思いましたね。琵琶法師の受肉体じゃん。
この場合はサックス法師になるのか。
平家の意訳が真ん中でつながり、
自問自答の現代に帰る。
3人のジャムでセッショ…
133/2024 新宿ケイズシネマ ライブ付き
まさかの坂田さんメインボーカル?ってくらいいい声でしゃべる?歌う?が多かった。
ずっとひたすら向井さんのギター気持ちいいし、坂田さんも最高でした。朗読…
ギターとサックスと語りが、すべて対等だったのがまずよかった。
平家物語の朗読はギターとサックスでかき消されて聞こえない部分もたくさんある。でもそれでいいのだと思う。そもそもよっぽど好きでなきゃ平家物…
観に行きたかったセッション、映画化。ちなみに映画の前段で向井と坂田明それぞれのソロが1セットずつあった状態で、古川日出男との3人のセッションとのこと。
この手のものは当日の空気などが「映らない」が当…
真っ暗な画面が徐々に夜明けの空を写し出す、さらにその画面が暗視カメラというかネガポジを反転させたような映像になっていき、そこに鐘の音が響き渡る。仏閣や御経を唱える僧侶たちを点描したのち、パイプ椅子が…
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