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銀河鉄道の父のmanabiのレビュー・感想・評価

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)
4.1
3回くらい号泣した。
詩人・童話作家の宮沢賢治は
家族の支えなくしては生まれなかった。
誰しもが誰かの子供で
家族育てられ、困難を乗り越え、生きてる。
雨ニモマケズに出てくる
「そういう人に私はなりたい」
自分の信じる道を行く。宮沢賢治のその志は
宮沢家で育ったからこそ生まれたんだなと。
映画には描かれてなかったけど
父、政次郎は後で宮沢家ごと改宗してるとか。
この映画を見てその事実を知ると父の愛にグッとくる。
トシの強く気高い姿がかっこよかった。
そして今の時代だったら、今の医療なら、
なんてことも考えてしまう。
この家族の話を知ってから宮沢賢治の詩や物語ちゃんと
読みたい、読まなきゃ、ってなってる。
宮沢賢治の背景を知るのと知らないとじゃ
受け取り方が全然変わってくる。
まさに日本中に届けたい物語。
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